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鼻呼吸のススメ

  • 2023年03月20日

ひばりグループのホームページをご覧いただきありがとうございます。
はじめまして、薬剤師Tです。

一般的に呼吸は、“息を吸って吐いて”をイメージしますよね。医学的には、内呼吸と外呼吸があり、吸って吐いては外呼吸です。
皆さんは普段鼻呼吸していますか?それとも口呼吸ですか?
呼吸(外呼吸)の機能を持つ器官は鼻と口で、鼻は嗅覚、口には味覚と咀嚼の機能があります。私たち人間の場合、口呼吸は、機能的に自然ではありません。
一方で、人間以外の哺乳類は鼻でしか呼吸をしません。暑い時期に犬が口開けてハアハアしているのは、体温低下のために舌を冷やしているからで、そのときの呼吸は鼻でしています。
口呼吸の弊害は特に就寝中に起こり得ます。

かくいう私も以前までは口呼吸がメインの日常でした。ある年には年3回ほど扁桃炎を患った時期がありました。起床時に喉がイガイガして唾を飲み込むのも辛い、それに伴って咳や鼻水などいわゆる風邪症状を引き起こします。この年は6月末、8月頭、9月末と夏場に3回も扁桃炎を患い、扁桃腺を取り除く手術も考えたほどでした。
当時の疲れもあったのか、いびきや歯ぎしりも激しかったとの家族談もあります。

 

鼻呼吸テープ

そこで睡眠中の口呼吸を防ぐために出会ったのが「鼻呼吸テープ」です。
その商品には「口呼吸予防」とはっきり謳っていました。

それからは就寝時(仮眠時も含め)には必ずそのテープを口に貼って寝る習慣をつけて早4年、おかげで扁桃炎を患うことがなくなりました。これは明らかに効果てきめんと考えて良いでしょう!!
因みにサージカルテープでも代用はできます。

口呼吸の弊害と鼻呼吸のもたらす効果について

口を開けて息を吸うと、病気の元となる細菌やウィルス、花粉やカビ、ダニなどの微生物、車の排気ガスなど人間の体に害をもたらす物質がダイレクトに体内に入ってしまいます。鼻には鼻毛と線毛が生えておりこれらが異物の侵入を阻止する役目を担っています。
特に睡眠中は体が無防備になりやすいです。ここで口呼吸をすると口内が乾燥し、唾液が減ります。唾液には殺菌・消毒作用がありますがこれが減れば防御能力も衰えてしまうのです。そんな状態が呼吸を続ければ有害物質が絶えず入り込み、扁桃炎を発症、それが慢性化すると別の病気へとつながっていきます。

口呼吸度チェック

いつも口を開けている
下唇が突き出ている
唇が乾いて荒れやすい
いびきや歯ぎしりをする
口臭が強い
喫煙している
激しいスポーツをしている

口を開けて息を吸うと、病気の元となる細菌やウィルス、花粉やカビ、ダニなどの微生物、車の排気ガスなど人間の体に害をもたらす物質がダイレクトに体内に入ってしまいます。鼻には鼻毛と線毛が生えておりこれらが異物の侵入を阻止する役目を担っています。
特に睡眠中は体が無防備になりやすいです。ここで口呼吸をすると口内が乾燥し、唾液が減ります。唾液には殺菌・消毒作用がありますが、これが減れば防御能力も衰えてしまうのです。そんな状態が呼吸を続ければ有害物質が絶えず入り込み、扁桃炎を発症、それが慢性化すると別の病気へとつながっていきます。

口呼吸という方は徐々に鼻呼吸にシフトできるように習慣づけていきましょう。


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