いちごのシーズンですね
- 2023年12月26日
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年末押し迫って来て慌ただしくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、所要で静岡の通称「久能街道」を走りました。すると、名物の“呼び込み”が!12月から春先までいちご狩りのシーズンとなり、久能山の石垣に並んだビニールハウスは多くのいちご時間内食べ放題借り放題の観光客で賑わいます。今年は特に新型コロナの収束のせいか、ここ数年から一転した感があります。
久能山で取れるいちごの品種は主に「紅ほっぺ」、「章姫」「きらぴ香」の3品種。駿河湾に面し日照の豊富な斜面と、石垣に蓄えた輻射熱を利用した栽培方式は、静岡市の海岸地域独特のものです。
見た目の愛らしさや食べやすさから、人気のある果物です。さまざまな種類があり約300種もの品種があり、ますが、ほとんどが冬に旬を迎え、春まで甘さたっぷりのおいしいいちごを楽しめます。
いちごはビタミンCが豊富で、約7粒で一日に必要なビタミンCを摂取できるほどです。ビタミンCは、美肌効果はもちろん、免疫力強化にも期待できるため、免疫力が落ちやすい冬にはぜひ食べておきたい果物です。
農林水産省の統計(2019年収穫量)によりますと
1位:とちおとめ(栃木県)
2位:あまおう(福岡県)
3位:ゆうべに(熊本県)
4位:紅ほっぺ(静岡県)
5位:ゆめのか(長崎県)
出典:[日本のいちごは品種,品種も続々と誕生]
静岡は「紅ほっぺ」が4位にランクしていました。
◆紅ほっぺ(静岡代表)
強くコクのある甘みがながら、しっかりとした酸味があり、まさに「甘酸っぱい」いちごです。
◆章姫(あきひめ)
「いちごのプリンセス」と呼ばれ、酸味が少なく、色・艶・形ともに優れたみずみずしさで、さっぱりした甘さが特徴です。
◆きらぴ香
粒が大きく、光沢のある濃い赤い果皮、果肉は淡い赤色。 紅ほっぺに比べ酸味が少なめなのが特徴です。
昭和中期は安定期で昭和後期(55年ごろ)には、栽培者の高齢化と後継者不足などが要因で、栽培戸数や作付け面積は、減少しています。静岡県にいちごが導入されたのは、明治時代に静岡市久能から清水市三保地区といわれています。下の3つの説が伝えられています。静岡の重要が産業のひとつになっていますね。
明治29年春に東照宮の宮司であった松平建雄氏が、友人よりいちごの株をもらい受け作っていたが、松平氏が転任の際に宮司の車夫をしていた川島常吉氏に与えた。
明治33年に川島氏は裏山の山裾に植えておいたところランナーがでて、翌早春に石垣の株は畑の株よりも早く実をつけていた。これをヒントに明治34年に、石垣の間にいちご数10本を栽培したところ良い成績で地域に広まった。
明治24年三保村折戸の柴田幸太郎氏が、東京新宿御苑でいちごの促成栽培を視察して帰って石垣いちご栽培を始めたといわれる。
明治35年に萩原清作氏が、東京の農業試験場(種苗商か)から苗を取り寄せ露地栽培をし、石垣栽培を思い立った。
磐田市にある、空中農園が話題ですね。久能の石垣いちごがハウスがメインで、足元は土です。しかしこの農園は、最新の設備により、つり下げ式の栽培棚を設置し土を使わないでいちごを育てているそうです。床が舗装されフラット(バリアフリー)なので足が不自由な方でも、もちろん車椅子でいちご狩りができるそうです。そして栽培棚が上下するので、車椅子も小さなお子さんにも最適な高さにしてくれるそうです。
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