身近で摂取できる長寿の食べ物とは?(レシピ付)
- 2024年08月05日
こんにちは、ひばり天王町薬局のTです。
毎日うだるような暑さが続いているのと熱中症や感染症も流行している昨今ですが、体調など崩されてはいないでしょうか?
暑いと食欲がなかなか湧きにくいですが、暑い時こそ栄養をしっかり摂ってください!
さて、今日のテーマは長生きするために、期待の高い食べ物についてです。
医学の進展もあり平均寿命は年々伸びております。
●90歳まで生きる確率⇒男性23.1%、女性47.2%
●95歳まで生きる確率⇒男性8.1%、女性23.4%
平均寿命を軽々と超え、長生きされてきた方で有名なのは
フランス人ジャンヌ・カルマンさん(122歳)、
同じくフランス人のリュシル・ランドンさん(118歳)、
日本人の田中力子さん(119歳)です。
上記3名の方が共通して毎日欠かさずに食べていた物とは・・・
チョコレートその成分と効能
毎日というところが興味深いです。
特にジャンヌさんに至っては1週間に1キロ食べていたという逸話があります。
チョコレートの原料であるカカオにはポリフェノールが多く含まれ、その量はワインの3倍と言われています。
ポリフェノールには抗酸化作用があることが確認されていて、それによって次のような効果がもたらされます。
①認知機能の低下を防ぐ
これにより健康寿命(健康上の問題がなく日常生活を送れる期間)を伸ばしていくことにもつながると思います。
②新陳代謝を高める
肌のターンオーバーを促進する効果が確認されています。いまや男女問わず美容を意識する時代でもあり、チョコレートを食べることで若々しい見た目を保つことにつながります。
③食物繊維が豊富
腸内環境を整えて便通を促し、ダイエット大敵でもある便秘を改善してくれます。
④アレルギーの改善
鼻炎やアトピーといったアレルギーには活性酸素が深く関わっています。活性酸素を生み出す因子の働きを抑制することが確認されています。
⑤血管を拡張させる
これにより血圧が上昇するのを防いでくれます。
⑥動脈硬化を予防する
動脈硬化の要因となる活性酸素によるコレステロールの酸化、これをポリフェノールの抗酸化作用が抑えます。
ではそのチョコレートをどのくらいの量でどのように摂取すればいいのでしょうか?
一日の摂取量の目安
推奨量は22g程度、板チョコなら1枚(約50g)の半分弱程度が目安です。
同じカカオを原料とする飲み物であるココアでは、一日に3~4杯ほど摂らなければならない。チョコレートを食べる方が比較的容易だと思います。
ただし、甘いタイプのチョコレートでは糖分を過剰に摂取することになり、健康面ではあまり好ましくなくポリフェノール効果が少なくなります。選ぶ時は、カカオの割合の多くできれば70%以上の物がオススメです。「ハイカカオ」「高カカオ」を冠したネーミングの商品なら効率的にポリフェノールを摂取でき、相対的に砂糖や脂肪分も少なくなります。
一口で食べられる「カレ・ド・ショコラ」という商品であれば1日5枚くらいが目安となります。
それからポリフェノールの特質として効果が3~4時間とあまり長くは持続しません。
そのため、効率よく摂取するには、こまめに少しずつ摂ることです。
朝食、ランチ、おやつ、夕食、寝る前、といった具合でしょうか。
私は無類のチョコ好きです、気分転換の時や小腹が空いた時につまみます。
ただこの時期は溶けてしまうのが玉にキズですね(笑)
★最後にチョコレートはもちろん、甘い物が好きという方に必見!!
オリジナルレシピのご紹介
「甘い物を食べたいけれど、なるべくヘルシーな物で満たしたい」方にオススメレシピ。
砂糖なし、生クリームなし、小麦粉なし、材料3つでできるチョコレートケーキのご紹介です。
*材料
●ココアパウダー80g
●はちみつ80g
●チェリー(お好み)
*作り方
①ココアパウダーとはちみつをムラがなくなるまでしっかり混ぜます。全体がしっとりとしてきてはちみつがなじんだらOK。
②水50gを500Wで30秒間レンチンします。
③生地にお湯を流し込みます、ダマがなくなるまで混ぜ込みます。
滑らかになったらOK
④ココットなどにラップを敷き、生地を入れて平らに整えていきます。
⑤ラップをかぶせ、1~2時間程度冷蔵庫で冷やします。
⑥しっかりと冷えたらお皿に出しお好みでココアパウダーを振ります。
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チェリーはお好みで添えてみました(^^)/
彩りがよく、滑らか食感に酸味のアクセントで甘みが際立ち満足感が高かまります。
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