マイナ保険証で薬局の受付はどう変わる?使い方・トラブル対処法を徹底解説 - ひばりグループ

INFORMATION

マイナ保険証で薬局の受付はどう変わる?使い方・トラブル対処法を徹底解説

  • 2026年02月12日

「病院や薬局でマイナ保険証をどう使ったらいいのかわからない。。。」と不安に感じていませんか。特に、暗証番号を忘れてしまった時や、機械がうまく読み取らなかった時のことを考えると、これまでの保険証の方が安心だと感じる方も少なくありません。
しかし、実は、マイナ保険証による受付はとてもシンプル。また、もし、カードが読み取れなかったり、暗証番号が分からなかったりしても、顔認証での対応や「資格確認書」などの別の受付方法もあります。
本コラムでは、薬局での受付手順を3つのステップで解説するとともに、トラブル時の具体的な対処法についてまとめました。マイナ保険証の使い方について不安がある方やよくわからないという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

薬局での受付の流れ:簡単3ステップ

薬局に到着して最初に行う受付作業は、わずか数秒で終わる以下の3つの簡単なステップです。

ステップ1:カードリーダーにマイナ保険証(またはスマホ)を置く

まずは、受付カウンターに設置されている顔認証付きカードリーダーに、マイナンバーカードをセットします。カードは、顔写真が印刷されている面を上にして、読み取り口に置いてください。置く向きや場所は機種によって多少異なりますが、基本的には画面の指示に従うだけで正しく認識されます。
または、マイナ保険証をスマホに登録している方は、画面で機種を選択したのち、カードリーダーにスマホをかざしましょう。

ステップ2:本人確認

最後に、過去に処方されたお薬の情報や特定健診の結果を、薬剤師と共有するかどうかの同意画面が表示されます。ここで共有に同意すると、初めて訪れる薬局であっても、現在服用中の薬との飲み合わせを正確に確認してもらえます。より安全で適切なアドバイスを受けるためにも、内容を確認したうえで同意ボタンを押しましょう。

ステップ3:同意情報の選択

市販の解熱剤には、さまざまな種類の成分が含まれています。

代表的な成分としては、アセトアミノフェン、ロキソプロフェン、イブプロフェンなどがあります。これらの成分は、それぞれ効果や副作用が異なるため、症状や体質に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。薬剤師や登録販売者に相談し、自分に合った解熱剤を選びましょう。

もしもの時も安心!よくあるトラブル対処法

機械を操作する際に、「暗証番号を忘れたらどうしよう」「読み取れなかったら薬がもらえないのでは」と心配になる必要はありません。医療機関では、あらゆるトラブルを想定した運用が行われており、柔軟に対応できる仕組みが整っています。

暗証番号を忘れた場合

暗証番号を思い出せなくても、その場で受付を済ませることは可能です。本人確認の選択画面で「顔認証」を選択すれば、カメラに顔を向けるだけで照合が完了するため、番号を入力する必要はありません。ただし、暗証番号自体の再設定を希望される場合は、お住まいの市区町村の窓口で手続きを行う必要がある点は覚えておきましょう。

読み取りエラー・使えない場合

ICチップの不具合や機械の故障などでカードが読み取れない場合でも、お薬の調剤を断られることはありません。そのような状況に備え、発行済みの従来の保険証(有効期限内のもの)や、別途交付される「資格確認書」を提示すれば、これまで通り保険診療を受けられます。万が一の不具合は受付スタッフが対応しますので、そのまま窓口へお声がけください。

暗証番号を3回間違えた場合

暗証番号を3回連続で間違えるとセキュリティのためにロックがかかりますが、その場で慌てる必要はありません。ロックがかかってしまった場合も、顔認証機能を利用すれば受付自体は継続して行えます。ロックの解除は後日、市役所の窓口で行う必要がありますが、受診や薬の受け取りがその日にできなくなるわけではないため、落ち着いて対応しましょう。

マイナ保険証を持っていない方へ ~「資格確認書」とは~

マイナンバーカードを保険証として登録していない方や、カード自体を持っていない方でも、これまで通り安心して医療機関や薬局を利用できます。そのような方々のために、従来の保険証に代わる「資格確認書」という書類が用意されているからです。

資格確認書があれば受診・調剤が可能

「マイナ保険証がないと薬がもらえなくなる」という心配は不要です。資格確認書を薬局の窓口で提示すれば、これまでの健康保険証と同じように、決められた自己負担割合でお薬を受け取れます。マイナ保険証を登録していない方全員が医療を受けられる仕組みになっているため、ご安心ください。

資格確認書はどうやって手元に届くのか

資格確認書が手元に届く仕組みは、加入している健康保険組合や状況によって異なります。従来の保険証の有効期限が切れる前に、申請なしで自動的に郵送されるケースが一般的です。ただし、紛失した場合や新しく健康保険に加入した際など、一部申請が必要になる場合もあります。まずはご自身が持つ保険証の有効期限を確認し、不明な点は加入先の保険者(自治体や健康保険組合など)へ問い合わせてみましょう。

知っておきたい!マイナ保険証を使う3つのメリット

マイナ保険証の利用は、単なる手続きの変更ではなく、患者様自身がより安全で経済的なメリットを受けられる仕組みです。単なる「保険証の代わり」に留まらない、具体的な3つの利点を紹介します。

お薬手帳との連携

過去の処方データが正確に共有されることで、重複投与や飲み合わせの事故を未然に防げます。複数の病院に通っている場合でも、直近で処方された情報を薬剤師がリアルタイムで把握できるため、より精度の高い安全確認が可能です。自分では伝えきれない詳細な薬剤情報が伝わることで、安心して調剤を任せられる環境が整います。

手続きの簡略化

高額な医療費が発生する場合でも、「限度額適用認定証」を事前に申請して用意する必要がありません。マイナ保険証の画面で同意するだけで、支払額が自動的に自己負担限度額までで止まります。急な入院や高価な薬剤の処方が必要な際も、多額の現金を用意したり、後から払い戻しの申請を行ったりする手間が省けるため、心理的な負担も大きく軽減されます。

確定申告の簡略化

1年間の医療費をまとめて申告する「医療費控除」の手続きが、驚くほど簡単になります。マイナポータルと連携させることで、薬局で支払った金額や受診履歴が自動で集計され、確定申告書にそのまま反映できるようになります。領収書を一枚ずつ保管して手入力する手間がなくなるため、毎年の申告作業を大幅に効率化し、還付金の受け取りもよりスムーズに進められます。

まとめ

マイナ保険証は、一度手順を覚えてしまえば非常にシンプルで便利な仕組みです。これまでの保険証と同じように、あるいはそれ以上にスムーズな受付が可能になり、データの連携によってより安全にお薬を受け取れるようになります。
もし操作方法で分からないことや、エラーなどで困ったことがあれば、薬局の受付スタッフへ気軽にお声がけください。現場のスタッフはマイナ保険証の運用に慣れており、皆様が安心して受診できるようサポートする準備を整えています。決して一人で悩んだり焦ったりする必要はありません。
薬局にお越しの際は、「マイナ保険証(または資格確認書)」と「お薬手帳」を忘れずにお持ちください。この2つがあれば、最新の情報に基づいた最適なサポートを受けられます。新しい仕組みを上手に活用して、日々の健康管理をより快適なものにしていきましょう。



ひばり薬局では、患者様のご意見などを医師へフィードバックすることがあります。
皆さまの症状や経過などお聞かせください。コミニュケーションさせていただくことで親身に健康のお手伝いをさせていただきます。