お薬手帳の話 - ひばりグループ

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お薬手帳の話

  • 2026年02月14日

お薬手帳の話

こんにちは、ひばり西草深薬局です。
皆さんはお薬手帳はお持ちでしょうか?
薬局に行く際、何気なく持参されている方も多いのではないでしょうか?
今更⋯と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、改めてお薬手帳のお話におつき合いください。

お薬手帳とは

お薬手帳は、「これまでに使った薬の記録」をまとめて管理するための大切な手帳です。病院や薬局でもらった薬の名前・量・使い方・期間などを記録し、医師・歯科医師・薬剤師などが情報を共有するために使われます。一見すると地味な存在ですが、安全に薬を使うための命を守るツールでもあります。

お薬手帳の使い方

使い方はとてもシンプルです。
●病院や薬局で薬をもらう際に必ず提示する→薬局で処方内容のシールを貼ってもらう。
●市販薬、サプリメント、なども記録する。 ※ご自身で記載してもOKです!
●副作用や体調の変化があった場合は書き残す。※検査の結果を貼り付けたり、ご自身で記載してもOKです!
特に大切なのは、医療機関や薬局が変わっても、同じお薬手帳を使い続けることです。
これにより、飲み合わせや重複投与のチェックがスムーズになります。医療機関ごとに分けるかたが時々いらっしゃいますが、そうするとお薬手帳を使用する意味がなくなってしまうためお勧めできません。

お薬手帳の種類

紙のお薬手帳

薬局で無料配布されることが多く、電池切れや通信障害の心配がありません。
高齢の方にも分かりやすく、過去の薬の履歴を一覧で確認できるのが特徴です。

お薬手帳アプリ

スマートフォンで管理でき、処方内容の自動取り込みや服薬アラームなど便利な機能があります。
家族分をまとめて管理できる点もメリットです。

最近では紙とアプリを併用している方も増えています。

最近の話題から

最近ではマイナ保険証が普及してきました。
マイナ保険証を使うと、過去の処方情報や特定健診情報を医療機関で確認できる仕組みができつつあります。そのため「もうお薬手帳はいらないのでは?」と思われがちです。また、薬局でもそのようなご質問をいただくケースが増えています。ですが、実際には役割が異なります。
お薬手帳はお薬の事で気になることがあったら、自由に書き込むことが可能です。患者さん自身が主体となって情報を管理・伝えるためのツールと言えるでしょう。
一方、マイナ保険証は「システム上の情報」にすぎず、すべてのお薬情報をカバーできるわけではありません。

例えば⋯

市販薬やサプリメントの使用状況、服用して「調子が悪くなった」「合わなかった」といった体感的な情報などが挙げられます。
また、災害時等の通信障害時にはマイナ保険証が使用できなくなったり、情報連携ができない状況が推測されます。そのようた時、手元にあるお薬手帳が治療の手がかりになることがあります。
実際、東日本大震災の時、大規模な通信障害により電子カルテや医療機関への照会ができない状況が続きました。津波や避難の混乱で、服用内容を思い出せない人も多くいましたがお薬手帳を持っていた人は、避難所や臨時診療所で手帳を提示するだけで服用していた薬を確認でき、継続処方につながりました。通信に頼らず情報を伝えられたことが、安全な治療を支える現実的な力となりました。
加えて、すべての医療機関が情報閲覧に対応しているわけではないため、まだシステムのみに頼るには不安な状況と思われます。

まとめ

お薬手帳はシステムでは拾いきれない情報を伝え、災害や緊急時にも役立ち、医療費や薬の安全を守るという重要な役割を持っています。マイナ保険証はとても便利な仕組みですが、まだそれだけでは補えない情報があります。
「マイナ保険証 + お薬手帳」この両方を上手に使うことが、これからの安心な医療につながると考えられます。

最近は、キャラクターもの、花柄、和柄、シンプルで上品なデザインなど、かわいい・おしゃれなお薬手帳が豊富にあります
お気に入りの一冊を選ぶことで、持ち歩くことが習慣になり、忘れにくくなる、自分の健康に自然と意識が向くといったメリットもあります。

ひばり西草深薬局ではかわいいお薬手帳も多数ご用意しております。
興味がありましたら、お気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。



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