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薬剤師が主人公

  • 2023年12月11日

こんにちは。ひばりグループのホームページをご覧いただきありがとうございます。経営企画室のKです。
前回は、薬屋がテーマの作品について触れてみましたが、ふと思いました。
病院が舞台(テーマ)の連ドラや映画は数多あり、どなたもひとつふたつ思い浮かぶのだろうと。
白い巨塔、Dr.コトー診療所、ドクターX、ブラックジャック、チームバチスタの栄光...
下町ロケットのガウディ編など、ドラマ自体の舞台が病院ではなくても、それに関わることでドラマティックや感動的な作品演出になることが、医療施設や現場は多いと感じます。
闘病、死と隣り合わせ、といった人間模様は、心を揺さぶると思います。

では、薬剤師が主人公もしくは薬局が舞台、という作品もひとふたつ思い浮かびますか?
関わっている私でさえ、パっと出てきません。

アンサング・シンデレラ

2000年のTVドラマ
そういえば、女優の石原さとみさんが薬剤師を演じられてたなぁ...と。(検索検索...)
病院薬局が舞台のドラマか。とのことで結局見ませんでした。
ネット情報を見る限りは、賛否極論多少燃えた?んですかね。

原作は、漫画。主人公の葵みどりは、総合病院で働く2年目の若手薬剤師です。患者さまの「当たり前」を守るために前向きに奔走する姿を描いています。

異世界薬局

流行りの転生系漫画。
研究に没頭するあまり過労死した若き天才薬学者が、異世界の宮廷薬師の息子・ファルマとして転生する異世界の物語です。薬学者としての知識だけでなく、患者さまの病気を見抜く眼と、魔法の力で化学物質を生み出すという特別な能力によって、不治の病に悩む患者さまを助けます。(中略)
物語で登場する病気は結核や水疱瘡といった現実にある疾病。きちんと診断をし、薬効成分の適応を判断して薬を生み出すというところは、薬剤師目線で非常に楽しめるポイントです。

という評論がありました。

異世界薬局
薬屋りかちゃん

小児科の門前薬局で働く薬剤師が主人公です。
主人公の塩乃樹りかは、小児科ではたらく若手の薬剤師でありながら、子どものことが好きではありません。病気なのに走り回る子供たちや、親御さんとトラブルになることも珍しくないのです。(中略)
漫画家でありながら現役薬剤師でもある二刀流の作者の経験にもとづいた内容は専門的で現実的。2巻で完結していて、ほっこり系の画風が読みやすく引き込まれる

という評論がありました。

薬屋りかちゃん
まとめ

この他にも、「マンガ病院薬剤師物語」、「小説QEDシリーズ」、「調剤薬局アラカルト」、「くすりのマジョラム」、けっこう色々ありますね。
いろんな論評やレビューを拝見しました。
ありのままの医療現場にフォーカスして描かれているものから転生や架空が舞台となった世界まで、作品が様々のようです。薬剤師だからこそ共感できる内容が多かったり、薬剤師をご存知ない方には、仕事の一部を垣間見ていただくことができるかもしれません。

2015年に厚労省から、「かかりつけ薬局」が患者の服薬情報を一元化し処方内容を最適化する、という将来像が示されました。
2016年4月には「かかりつけ薬剤師制度」と「健康サポート薬局制度」が施行され。薬剤師が患者の服用状況を把握し、他のお薬との飲み合わせや副作用など、健康全般の相談からアドバイスなどを行う存在として位置づけられました。
ひばりグループは「おくすりコミュニケーション」を掲げており、おくすりを通じて、患者様に寄り添った良きサポーター・アドバイザーでありたいと思っています。

「アンサング・シンデレラ」のキャッチフレーズは、
患者の未来と、向き合っている。見えないところで、支えている。

だそうです。これにはまったく共感しました。舞台は異なっても職種は同じ、漫画かドラマどちらか見てみようと思いました。



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