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アレルギー検査を受けてみた

  • 2024年04月14日

ひばりグループのサイトをご覧いただきありがとうございます。
数年前にスズメバチに刺されました。激痛で活発な心臓がもう一つできた感覚、刺された箇所をチューチュー吸い出してみて、念のため受診しました。
子供の頃のことが思いだされました。「スズメバチに2回刺されたら死ぬ」、伝播され方がいまいち都市伝説のようで、幼心に半信半疑のまま大人になった私に医師は言いました、「次刺されることがあったら救急車呼んで下さい」と。人によっては、アナフィラキシーショックを起こすことがある、症状の出る速さもひとそれぞれ、とのことでした。

画像右の左手薬指の付け根あたりを刺されました。

今回のアレルギー検査とは、近からず遠からず直接的な因果はありませんが、ふと思い出しまして。
調べてみたら、巣作りを始める4月下旬ごろから活動を始めるようで、巣ができて守るものができたとき攻撃的になるようです、気をつけて下さい。

さて本題の「アレルギー検査」ですが。

経緯

いつからか花粉症による鼻水鼻づまり目のかゆみが、気にならなくなったんです。一説には、免疫力が低下し過剰反応しなくなったとか…、でもまだそんな年齢ではありません。
ただし、マスクをしないで大掃除をするとくしゃみが止まなくなるのは今も同じ。医者のすすめもあり受けてみることにしました。

検査方法「VIEW 39」

39のアレルギーの原因となる物質[アレルゲン]が、採血でわかる検査です。症状の疑いで医師の指示で実施できれば健康保険が適用されます。
私は別の関係で受診したとき、ちく膿症の疑いと併せて勧められました。

結果

ゴキブリ・・・え? ゴキブリ?
私は[ゴキブリアレルギー]だそうです。
デジタルとか歯医者とか、「わたし〇〇苦手なんだよね」とか「あれ生理的に無理だわ」とか、日常会話で使われがちな、拒否反応とか、カラダ(性格)に合わないというあの“アレルギー”ではなく、わたしのカラダが医学的にリアルに反応するという結果が出ました。
ゴキブリがどうすると私のカラダはどのような反応をするのでしょうか?確かにキライではありますが躊躇なくスリッパで◯せます。
杉、ヒノキ、ブタクサなど代表格の数値はそれぞれ高かったですが、ゴキブリによる症状が気になって仕方ありません。

調べてみた

とどのつまり、他のアレルゲンと同じでした。死骸などを吸い込んでしまうと、花粉症のような症状が出るのだそう。
ゴキブリというキャラから、スズメバチ級を想像してしまいましたが、VIEW39 にエントリーされてるわけですから、その程度なのでしょう。

その他アレルギーと呼ばれるもの

金属、猫、犬、注射(アルコール)、
ペニシリン系やセフェム系に代表されるように、お薬にもアレルギーはあります。

その他の検査

特異的IgE抗体検査
方法:
採血を行い、血清中の特異的IgE抗体を測定します。

項目:
食品、動物、植物、カビ、ダニ、ハウスダストなど、数十種類から数百種類のアレルゲンを調べることができます。

時間: 採血後、数日から1週間程度で結果が出ます。

費用: 検査項目や医療機関によって異なりますが、数千円から数万円程度です。

メリット:
VIEW39よりも多くのアレルゲンを調べることができる。

デメリット: VIEW39よりも検査費用が高い。

■皮膚テスト
方法:
前腕の内側にアレルゲン溶液を注射し、反応を観察します。

項目:
数十種類のアレルゲンを調べることができます。

時間:
検査当日中に結果が出ます。

費用:
検査項目や医療機関によって異なりますが、数千円程度です。

メリット:
血液検査よりも短時間で結果が出せる。

デメリット:
稀に、検査後に注射部位が腫れたり、かゆくなったりすることがあります。

参考情報

◯厚生労働省[アレルギーポータル]

医師の診断のもとに

かつては、アレルギーといえば「原因を避ける」ことが基本でした。しかし近年、アレルギー医療はその原因やメカニズムが解明されつつあり、個々の体質に合わせた治療法の開発が進んでおり目覚ましい進歩を遂げています。舌下免疫療法のような根本的な治療法の開発と、遺伝子解析や腸内細菌など、個々の体質に合わせた治療法の研究が進んでいます。今後もアレルギー医療の技術はさらに発展していくことが期待されます。

どんな検査が適しているかは、症状や体質によって異なります。詳しくは、医師にご相談ください。



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