
かみしめ
- 2026年08月26日
口を閉じたとき、上の歯と下の歯が触れていませんか?
少し口の中に意識を向けてみてください。
上の歯と下の歯、ぴったり合わさっていませんか?
「口を閉じていれば歯は合わさっているのが普通だろう」と思っていたら、
それは間違いなんだそうです。
人間が本来リラックスしている状態では、唇は閉じていても、上下の歯の間は1~3 ㎜
程隙間が空いているのが正常だそうです。
もし、今、あなたの歯がカチッと合わさっていたり、ギューッと嚙み合っていたら
それは噛み締め(食いしばり)です。
1日で歯が接触していい時間はたったの20分
私たちが1日のうちで会話をしたり、食事をしたりして上下の歯が触れ合っている時間の合
計は平均15~20 分程度と言われているそうです。
「それだけ?」と思いました。食事の間でさえ食べ物を噛む瞬間以外、歯は離れています。
なので、1日中なんとなく歯を接触させているとしたら、あごの筋肉はずっと使われている
ということになり、首や肩も凝ってしまうこということです。
「たかが歯を合わせているだけでしょ?」そう思っていました。
でも、咀嚼筋と呼ばれるあごの筋肉(特に頬のあたりの「咬筋」やこめかみ当たりの「側頭
筋」)は、首や肩の筋肉としっかりつながっていて、あごにずっと力が入っているというこ
とで、肩こり・首こり・頭痛や顔のえらはりといった全身の不調につながります。
リスクと対策
そして、歯そのものへの物理的ダメージと虫歯のリスクもあがります。
「甘いものを食べないし、歯磨きもちゃんとしているのになんで虫歯ができるのだろう?」
そんな方は噛み締めが原因になっているかもしれません。
自分の体重以上の力(数10㎏~100 ㎏以上)が歯に加わり続けると、歯の表面を覆う硬いエナメル質にマイクロクラック(目に見えないミクロのひび)が入り、虫歯菌がその隙間から歯磨きでは届かないひびの奥に菌が入り込み、中で虫歯が進行してしまうそうです。
ぐっと噛み締めて口の中に緊張状態が続くと、交感神経が優位になり、自律神経の働きで唾液の分泌量が減ってしまいドライマウス気味になったり、強い力で歯がたわむことで歯と歯茎の境目の根元近くのエナメル質がくずれおち、根元の象牙質が露出して「知覚過敏」になるだけでなく虫歯になりやすい無防備な状態になってしまうそうです。
私は、「 歯磨き出来ているのに虫歯ができるのは噛み締めが原因では」と歯医者さん言われ、噛み締めは無意識の癖なので、「止めよう」と力むのではなく、「あ、いま噛み締めていたな」と気づいて力を抜く回数を増やすことが解決につながるということで、いくつかの習慣をすすめられました。
どこか目につく場所に目印をつける
その目印を見た瞬間に「歯を離そう」と思い出す。それを1日の何気ない瞬間に何回も繰り返すことで脳が「歯は離しておくことが正解」と学習していく。そして、目印を見つけたらリセット運動をする
- 息を「はぁ~~~」と口から吐き出す
- 同時に、肩の力をストンと落とす
- 口元を少し開ける(( 唇は閉じていても中の上下の歯を離せば OK)肩の力が抜けることによってあごの力も自然と抜ける)
「あ・い・う・べ」体操をする
「あ~」のどの奥が見えるくらい口を大きく開く
「い~」口を大きく横に広げる
「う~」唇を強く前に突き出す
「べ~」舌を思いきり下へ突き出して伸ばす
噛み締めは肩こりや頭痛だけでなく、せっかく治療した歯の寿命を縮め、虫歯リスクを高めてしまう天敵です。
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