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バテてきてます??

  • 2023年08月03日

7月20日に「梅雨明け」の発表がありましたが、ほぼ毎日晴れてるのに「発表はまだ?」と感じていたのは私だけでしょうか。
ひばりグループのホームページをご覧いただきありがとうございます。
経営企画室のTです。連日の猛暑日で、8月に入って間もないのにもうバテ気味な気がしています。
昔は、こんなに暑かったでしたっけ?
小学生の頃、朝ラジオ体操に行き「涼しい時間に宿題しちゃいな」と言われ、学校でもそれを推奨していた記憶があります。
日が暮れて風があると、ご近所は打ち水して縁側でタライに足を浸しながらスイカを、風鈴が鳴っていました。
「The昭和の田舎の夏」でした。

当時、熱中症って聞きませんでした、日射病ばかりでした。

日射病と熱中症の違い

日射病と熱中症は、どちらも暑い環境下での体温調節の障害によって引き起こされる状態ですが、症状と進行において異なるメカニズムを持っています。

熱中症:
熱中症は、体内の熱が過度に上昇して体温調節がうまく機能しない状態です。熱中症の主な症状には、頭痛、めまい、嘔吐、倦怠感、高体温、ほてり、皮膚の赤みなどが含まれます。これは、長時間の暑い環境で適切な水分補給が行われない場合や、高温多湿な状態で活動する際に発症しやすいです。

日射病:
日射病は、暑さに加えて強い日光の影響も考慮される状態です。日射病の症状には、高体温、意識障害(混乱や意識喪失)、けいれん、嘔吐、発汗の減少などがあります。主に長時間の強い日光の下で活動することや、適切な水分摂取が行われない場合に発症しやすいです。

熱中症は主に体温調節の異常によって引き起こされるのに対し、日射病は日光の影響も考慮された状態です。
どちらも深刻な健康問題であり、早期の対処が必要です。暑い環境下で過ごす際には、適切な水分補給、適度な休息、涼しい場所での過ごし方、適切な日焼け止めの使用などが重要です。重度の症状が現れた場合には、直ちに医療機関を受診することが推奨されます。

いずれも、初期段階で対処できていれば大事に至りません。
しかし!確実に身体へダメージは蓄積されます。
回復したと甘く見てると“夏バテ”という状態で症状が現れます。

夏バテとは

暑い季節になると体調が優れなくなる状態を指します。この状態は、暑さによる体の疲れや水分不足、栄養不足などが原因で起こります。具体的な症状には、倦怠感、食欲不振、めまい、頭痛、体力の低下などが含まれます。
日本だけでなく、気温と湿度がともに高い諸外国でもみられます。

▶主な症状

    • 倦怠感: 夏バテの主な症状の1つで、疲れやだるさを感じることがあります。活動的でいられず、元気がない状態です。
    • 食欲不振: 食事が喉を通らない感じがすることがあります。食欲が減退し、食事を摂ることが難しいことがあります。
    • めまい: 突然のめまいやふらつきを感じることがあります。特に急激な動作や立ち上がる際に起こることがあります。
    • 頭痛: 頭が重くなったり、頭痛がすることがあります。特に長時間の外出や暑い場所にいるときに起こりやすいです。
    • 体力の低下: 通常よりも疲れやすく、体力が低下している感じがします。普段の活動がしにくくなることがあります。
    • 無気力: やる気が出ない、何事にも興味が持てないと感じることがあります。やる気が出ないため、仕事や日常の活動に支障をきたすことがあります。
    • 脱水症状: 暑さにより体内の水分が失われるため、脱水症状が現れることがあります。口の渇き、尿の量の減少、頭痛、めまいなどが脱水症状の兆候です。

いずれも、熱中症への警戒アラートです。

▶対策

    • 倦怠感
      • 十分な睡眠を確保する。
      • 過度な体力消耗を避け、休息を取る。
      • 無理なスケジュール調整を避け、リラックスした時間を作る。
    • 食欲不振
      • 小分けにして軽食を摂ることで食事の負担を減らす。
      • 食事を楽しむために彩り豊かな食材を取り入れる。
      • 高タンパクで消化しやすい食事を選ぶ。
    • 頭痛
      • 熱中症予防のために適切な涼しい場所で休息する。
      • 冷却シートや冷たいタオルを額に当てることで頭痛を和らげる。
      • 過剰なカフェインやアルコールの摂取を避ける。
    • 体力の低下
      • 軽いストレッチやウォーキングなどの運動を取り入れ、体を活性化させる。
      • 適切な栄養を摂ることで体力を維持する。
    • 無気力
      • 興味を持てる趣味や活動を見つけ、気分転換を図る。
      • 心地よい音楽を聴いたり、リラックスする時間を持つ。
    • 脱水症状
      • こまめに水分を摂る。水分補給を忘れずに行う。
      • スポーツドリンクや経口補水液を使って電解質のバランスを保つ。
      • 暑い場所での長時間の活動時にはこまめに休憩し、涼しい場所で過ごす。

これらの対処法を実践することで、夏バテの症状を軽減し、快適な夏を過ごすことができるでしょう。しかし、症状が重度である場合や長引く場合には、医師の診断とアドバイスを受けることが重要です。
追記:
先月のこむら返りの経験からクエン酸を摂るように心がけています。気のせいか(いや間違いなく)調子がよく足がつることが減りました。サーフィン中に足がつることも減りました(相変わらずチンクイには迷惑しています)。早朝ウォーキングのいい効果を感じています。

皆さまも、生活習慣の改善や予防・対策を行い、お身体を労りながら良い夏をお過ごしください。



ひばり薬局では、患者様のご意見などを医師へフィードバックすることもあります。
皆さまの症状や経過などお聞かせください。コミニュケーションさせていただくことで親身に健康のお手伝いをさせていただきます。