こんにちは、ひばり天王町薬局の管理薬剤師のTです。

暦上春とはいえ朝晩はまだまだ冷え込む今日この頃ですが体調など崩されていないでしょうか？
去る３月１０日に静岡マラソンが５年ぶりに開催され出場してきました。多くのゲストランナー、有名人、アナウンサーなども参加されテレビでも取り上げられていました。
絶好の天気とコンディションの中、楽しく駿河路を駆け抜けてきました。

スポーツにおいて、そのパフォーマンスは、もって生まれた「才能」と練習を積み重ねる「努力」とによって左右されます。
マラソンほど、「才能」と「努力」を天秤にかけた時に「努力」の方に傾く競技はないのではないかと、マラソンに肩入れしている私は思います。

同じ「走るだけ」の競技において、「短距離走」は瞬発的な素質が多くを占めていると感じます。オリンピックや世界陸上の100mの決勝のスタートラインにいる外国勢を思い出してください。
ところが、長距離のカテゴリでは多種多様な国々と民族を見ることができます。いわゆる「持久走」では距離が長くなるほど普段の練習が結果に現れると、私の経験から感じています。

私は、“この努力を重ねる”という行為を、テストや受験に置き換えてしまいます。

マラソンは42.195ｋｍという距離であり初めての方が昨日今日の思い付きで、そう安安と走れるものではなく、ましてや練習無しで良い結果が出ることはあり得ません。日頃から長時間ジョギングやインターバル走などを続けないと完走はできないし、途中でリタイアしてしまうことも多々あります。ましてや、想像を絶する練習を積み重ねたトップランナーでさえ競技中にブレーキしてしまったり、身体に故障が出てしまったりします。

一般の方の場合、年齢や運動歴にもよりますが、3ヶ月～半年間定期的にランニング習慣を継続していれば完走はできる位にはなると思います。

私はこれまで数々の市民マラソンに出場してきましたが、ある程度の目標をもって挑むので結果が思わしくなかった時は「リタイアしてしまった（後半ずっと歩いてしまった）。それは走り込みが足りなかったから脚がもたなかったんだね。」

⇒これを勉強に置き換えると

「受験に失敗した（テストで良い成績が出せなかった）。それは勉強が足りなかったからだね。」とこんな風に省みて次に生かすことを繰り返しています。

練習を積むのはもちろん練習方法や質を工夫することも大事、試験勉強もやり方が悪ければ結果にはつながらない、それを考えると「マラソン」と「勉強」はよく似ているなと感じてしまいます。

今回において私の結果は「悔しさ」と「嬉しさ」と五分五分くらいです。

目標タイムはサブ４（４時間切り）でしたが惜しくも４時間４分でした。

４時間切りのスピードを維持するトレーニングが足りなかったことが反省点だが、一方で12～2月の平均の月間走行距離は180ｋｍくらいなので脚作りができたおかげで途中歩くこともなく走り続けることができた。

■ラップタイム

また１年がかりでサブ４にリベンジです。このコラムをご覧になって少しでも走ることに興味をもっていただけたら嬉しいです★

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